腹式呼吸を身につけよう


声優の専門学校で学ぶ腹式呼吸

・腹式呼吸とは

人は普通肺で呼吸をするものですが、よく言われるのが「お腹から声を出せ」ということです。肺に空気がたくさん入ると横隔膜が下に追いやられ、お腹が大きく膨らんできます。これが腹式呼吸になり、実際は肺で呼吸をしているのですが、あたかもお腹で呼吸しているように見えることから腹式呼吸と言われています。

・腹式呼吸が必要な理由

まず声優専門学校では呼吸法について学びます。なぜなら理想的な呼吸法としては素早く吸い、一定の量で息を吹きつつ、出来る限り長くその声を使うことにあるからです。大きな声を出したり、息継ぎをしないで長くセリフを話すためにはできるだけ多くの空気を吸い込んで吐き出す練習が必要になってくるというわけです。

・実践方法

この腹式呼吸をマスターするためには、まず空気を鼻から吸い、そして背中をまっすぐに伸ばして、肩を動かさず、息を吸う時も肩を上げないようにすることが基本になります。
肩を動かさずに深呼吸をすると腹の底にぐっと力がこもり、肺が縦に伸びて、声が遠くまで響くようになります。

・まとめ

この腹式呼吸は布団に仰向けになりながら練習することで簡単に身につけることができますので、ぜひ試してみてくださいね。