発声の仕方


声を出すコツとは

声を出すコツについて書いています。

お腹から声を出す

学校の音楽の時間でも、野球の守備の時でも、よく言われるのが「お腹から声を出す」というもの。
専門的に言うと、腹膜、つまり肋骨の下の部分に意識を収集させて発声させることになりますが、ボイトレを始めたばかりの人はこれがなかなか難しいことではあります。

腹式呼吸の方法

腹式呼吸のコツとしてはおへその辺りに意識を集中しつつ、呼吸を大きくしてみることです。
普段私たちが行う自然な呼吸は肩や肺が上下する肺呼吸になります。
これを意識的に阻むと自然と呼吸が腹式になっていきます。
お腹に手を当てて、腹筋を圧迫するように「シュッ、シュッ」と息を勢い良く吐くと自然と腹式呼吸が身についていきます。

まとめ

オペラ歌手が両手を腕の前に組んで歌う様子を良く目にすることがあるかと思いますが、あれは肩を落とすことで呼吸をお腹から出すように意図的に作っているものになります。
自分の肺を左右に広げ、声帯も開いて発声することによって普段よりも大きな声を発声することができます。
声を遠くに届かせるようなイメージで、それにはどうしたらいいかを考えて練習しましょう。
力任せに息を吐くのではなく、質の高い声を生み出す研究をしていきましょう。