学校以外の勉強も大切に!


声優になるための第一歩は、声優について調べることです。

漠然と声優にあこがれたり、方向性も定まらずにボイストレーニングをしても時間を浪費してしまいます。

無駄をなくし、最短距離で声優になるには、まず声優について調べるところからはじめましょう。

声優になるために知っておくべきこと

調べる内容は、仕事内容、収入、プロ声優の実態、仕事上で行うこと、トレーニング方法など、声優にまつわることなら何でも調べましょう。

知っていて損はありません。

高ぶった気持ちも必要ですが、まずは冷静に声優について分析し、困難に負けない覚悟を持ちましょう。

好きな声優を見つける

憧れる声優を見つけましょう。

専門学校や養成所で教えてもらう先生ではなく、好きな声優が師匠になってくれるからです。

とはいえ、いきなり弟子入りするのではなく、好きな声優のいいところを盗むという意味です。

声の種類だけでなく、演技力や声量など、憧れる点をリストアップし、なぜ憧れるのかを考えましょう。

自分とは声の方向性が異なっていても、プロの優れている点に気づくことが出来れば、それが基準となってくれます。

『あの声優は、どんな演技をしていたのか』と、迷ったときの研究材料にもなります。

なので、心の中の師匠となりうる声優を見つけましょう。

ボイストレーニングをしよう

ボイストレーニングは欠かせません。

専門学校や養成校に入れば教えてくれますが、声優を目指すのならその前から毎日ボイストレーニングをするようにしましょう。

腹式呼吸に始まり、滑舌、発声など家で出来るボイストレーニング法はいくらでもあります。

基礎が出来上がったのなら、ボイスレコーダーで朗読を録音し聴きかえすのもいいでしょう。

とにかく、学校に入る前から基礎的な内容は身に付けておきましょう。

ですが、一点だけ注意事項があります。

それは、間違った覚え方をしないことです。

練習用のDVDなど、今ではプロのお手本を収録した教本はいくらでもあります。

ネットからではなく、なるべく信憑性のある書籍を選びましょう。

まとめ

声優は独特の声だけではやっていけません。

演技力が何よりも大切だからです。

演技力は、声優が担当するアニメや海外映画・ドラマの吹き替えだけの狭い視点では上達しません。

積極的に舞台を観劇したり、映画を観るときでも演技に注目するようにしましょう。

特に舞台は観劇するだけでなく、舞台に立って芝居することが何よりも大事。

専門学校でも生徒同士で公演を打つこともあります。

声優は、声で演技するものなのですが、演技に関しては舞台もアニメも変わりありません。

出来れば地元の劇団や学校の演劇部に所属して芝居の基礎を学びましょう。